2007-01-01から1年間の記事一覧
映画、ドリーム・ガールズを観た。 1996年12月にアメリカで封切られた映画だ。 テレビの黎明期とレコードとショービジネスの全盛期を視覚的に理解することができる。 エンタテインメントの世界を目指す学生諸君は、みておいてほしい映画だ。 ぼくもこの正月…
JR東海は、平成37年(2025年)に首都圏〜中京圏での営業運転を開始することを目標としていきたいと考えていると発表した。 この計画が実現すれば、東京〜大阪間が約1時間で結ばれる。 名古屋も大阪も通勤・通学圏内となる。 計画の主役は、時速500kmで走行する…
は、幸運のこどもの神をかたどった像で、尖った頭と吊り上がった目が特徴だ。 家の階段のおどり場にある人感センサのまめ電球が切れたので取り替えることになった。 カバーを開けてみると、中からは、見慣れない頭がとがった形のバルブが現れた。 インターネ…
林あまりさん作詞の夜桜お七を中森明菜さんの歌唱で聴いた。 歌いだしが、「赤い鼻緒がぷつりときれた」という曲だ。 書籍としての林あまりさんの作品は、なまめかしい描写がとくちょうだ。 「恋の予感をバックにつめて」(大和書房)、「最後から二番目のキ…
東京都内のかさの落し物、12万本。全国で、1,222点。 これが1年間の落し物の数なのだそうだ。12月に新しい遺失物法が施行された。 あまりの落し物の数に保管期間は、半分の3ヶ月に、かさや衣類などやすいものは2週間となった。携帯電話の落し物も多いが、個…
「メディア教育開発センター(NIME)廃止を合意した。」 行政改革担当相と文部科学相との協議の結論として報じられた。 どうして? という想いでいっぱいだ。 ネットによる教育を筆頭に、ICTを活用した高等教育は現代の状況やニーズにとてもマッチしている。…
大学の新聞広告や中吊り広告がすごくでている。 今日も、一両まるごと大学のアド電車に乗った。 それも関東の大学ではない。 いよいよ一般入試が始まる季節だ。
ある大きな大学に行ったら、このような案内があった。 有名大学ならでは、であるが、TVがメディアの王様の時代は去った。 でも、相変わらずギャラはよい。 だから、人気がある。 願わくは、TV界が大好きだから来ましたという人材が増えてほしい。 先輩たちも…
といえば、早稲田であるが、都の東南といえば、京都宇治だ。 わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり 喜撰法師 宇治は平安京の東南にあたる。「たつみ」は辰巳・巽と書き、十二支によって方角をあらわしたときの方位の名称だ。 「世をうぢ(…
卒業生諸君は元気でやっているかい。 TV各局の報道やドラマ制作を支えている君たちは、正義と市井のメンタリティを忘れないでやっていますか。 こちらは、相変わらずです。 連休にオリンパスのE-3を買いました。 さっそく、撮影旅行にでかけた。これはよいカ…
レポートの添削依頼が届いた。 とある通信短期大学からだ。 たいへんよく考えて考案されているものもあれば、何のオリジナリティも生み出さないで、とにかく何かの文献を写したとおぼしきものもある。 毎度のことであるが、玉石混交の状態だ。 宝を丹念に探…
大学の沿革をたどると、各校の様々なおいたちに出会うことができる。 伝統校は、現在までの激動の時代を貫いてきたことがわかる。 例えば、それは建学のことばにも表れるので、ひとつずつあげてみる。「独立自尊」慶應義塾大学 1858年蘭学塾創立 「独立自治…
先日、大学の食堂でぼくと同じ経済研究所の客員研究をしている方にお会いした。 建設会社におられて、専門は海外のオフィス街や交通システムの計画とのこと。 話をしているうちに、新幹線の荷物を置く棚の話題になった。荷物棚は、飛行機にもあるが列車のも…
4、5年ぶりに情報処理関連の専門書を整理した。 古くなったレガシー技術は、その都度、大量に捨てる。 今回は、ことのほか多い。 古本の量が技術の進歩を如実に物語っている。
ニュースで使うことばのなかに、じつは、「・・・のようなもの」という表現が多い。 バールのようなもの ・・・ 金庫やとびらをこじ開けた状況 かなづちのようなもの ・・・ 人がなぐられた状況 ひものようなもの ・・・ くびをしめられた状況 金具のような…
「博士の愛した数式」(小川洋子著)に完全数がでてくる。 完全数は、その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい自然数だ。 完全数は、44個ほど発見されている。 7番目の完全数くらいまでなら、ノートPC(使用したのはLet's Note 初代T1)でも中学生ま…
「酢豆腐」も「ちりとてちん」も落語の演目だ。 どちらの話も、食通ぶったキザないんちきグルメの男が、腐った豆腐を食べされられてしまうというストーリー。 少し、落語を知っているひとなら、「酢豆腐の若旦那のような人物」といったら、そのイメージが浮…
「今年の風邪はタチが悪い」。毎年寒くなると聞くことばだ。 早くもインフルエンザで休講になった学校もあるようだ。 「麻疹」の次は、「流行性感冒」か。 年々、タチの悪さ(?)を増していく風邪。 咳や発熱だけでなく、胸痛や腰痛、筋肉痛も。 学園祭の明…
六本木に行ってきた。かなり久しぶりだ。 おりしも六本木ヒルズのシネマでは、三丁目の夕日の続編が封切り初日をむかえていた。さすがに、満員の盛況ぶりだ。 いまの六本木交差点は、道路の上に高速道路が交錯していて空が見えない。 かつては、、ニューヨー…
125周年、おめでとうございます。 創立者の大隈重信氏は、「人生125歳説」を語られていたそうである。 「動物は、成長期の5倍の生存力をもっている。人の成長期はおよそ25歳なので、これから推して125歳まで生きられるという」(大隈重信述「人寿百歳以上」…
ぼくの授業はレポートをたくさん書いてもらう。 レポートには、シャトルペーパーという名前が付いている。 レポートを書くためには、材料がいるので、できるだけ前もってeラーニングで勉強してもらう。 授業じたいもネットによるものでもよいのだが、対面に…
先日、旅客機の無線が使えなくなり、その原因は乗客の携帯電話だとされた。 ところが、今になって機長席のヘッドセットのコードの不具合がトラブルの原因だったという報道がでた。 ところが、報道はここまでである。 結局、この機はヘッドセットが(たとえば…
ナレッジを扱う新鋭の企業をみると、大学院をでたり大学卒業後に海外の大学・大学院で学んだ社員が増えている。 かつては、そもそもそういう発想で勉強する人材が少なかったし、そういう人たちは、大きな企業に所属した。 最近の傾向は、まだ市場は小さいが…
これは、私事の話なのだが、義父が亡くなって7年。今年は七回忌である。 ぼくは、残念なことに義父を看取ることも、葬儀にもでることもできなかった。 ちょうど、大きなイベントのラインプロデューサで、衛星中継の準備と生放送の日に重なってしまった。 ラ…
「かぜを読む」という言葉がある。 実際には、そうそう読めるものではない。そうできるのは、ほんのわずかの相当な達人たちだけだ。 山のガイドや漁師、天才トレーダー。こんなところかも知れない。 今日、シンクタンクを訪問した。創立者の先代社長も、天才…
電車に乗った。 ふだんはあまり寄りつかないプライオリティシートの前に立ってみた。 前の3人がけのイスに腰かけた全員の乗客が、携帯電話をとりだしてなにかさかんにボタンを押している。 ぼくは、医療関係の知り合いが多い。彼らが口ぐちに言うのは、意外…
教育、医療、大学。 現在、仕事でかなりメインにおいている事柄に関して、その世界で崩壊の状況がすすんでいる。むしろ、よく観察しているので、一層気になるといったほうが端的だ。 あるところで早期退職を募っているという。原因は、その組織の事情という…
新生のゆうちょ銀行、自動改札機の障害。 システムというより、プログラムのバグといった様相のようだ。 なにか基本が抜けおちているかもしれない。とおもうとゾッとする。 大学における情報教育の話である。
大学の先生には2つのカテゴリーがある。専任と兼任だ。 専任の仕事は、授業や研究だけでなく、大学の運営や政治など守備範囲が広い。 兼任の先生は、専門領域の研究や実学のノウハウを発揮した授業を展開する頼もしい存在だ。 オムニバス形式の授業で、双方…
携帯からインターネットを利用する人の数が、PCから利用する人を上回っている。 裏を返せば、PC離れが進んでいるとみることができる。 特に大学生のPC離れが急増し、WordもExcelもほとんど初心者状態で大学をでる学生が少なくないという。 大学生といえば、…