旅客機の無線のトラブル

 先日、旅客機の無線が使えなくなり、その原因は乗客の携帯電話だとされた。

 ところが、今になって機長席のヘッドセットのコードの不具合がトラブルの原因だったという報道がでた。
 ところが、報道はここまでである。

 結局、この機はヘッドセットが(たとえば断線してショートしかかっている)故障したままで、飛んだことになる。航空会社筋では、これをキャリーオーバーといってあってはならないできごとのひとつである。

 ほんとうの機器の故障が、乗客の携帯電話が原因ということになってしまう。
 このことこそ、報道にあたいする。