2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

マスメディアの勢いがなくなった。

あるマスメディアに在籍するひとのことばである。インターネットによって、ひとつのニュースが、たくさんのサイトで同様に配信されるようになった。 厳しくいえば、個性がなくなってしまった。むかし、政治部の先輩記者に聞いた話がある。かけだしの頃、国会…

TVと、インターネットと、時代の表現

以前のヒット番組に、ザ・ベスト10という歌番組があった。 構成は秋元康さん。 氏は、セットのイメージが、パッとできる歌はヒット性が高いという。 この頃のヒット曲は、視覚的な楽曲が多い。TVの隆盛とともに、歌謡曲が栄えた。 今は、一番組で大きな視聴…

100年危機

ことしは、世界経済が大きく減速して、いくつかの学校法人のファンデーションが危機的な状態にあるという。 いくつかというのは、数校なのか、数十校なのか、数百校なのか、いまはわからないが、ぼくが直接聞いた数だけでも、片手ではおさまらない。2009年は…

暮れかかりの外観

今年、最後の日曜日となった。 我が家もそうであるが、近所の家でも大掃除に余念がない。家じゅうをきれいに清めて正月の準備をする。 東京地方は晴天に恵まれ、陽だまりはかなり暖かい。こういう穏やかな天気の中で、掃除ができるのは至上の喜びだ。 家人と…

今年の流行語

近年、「なんでだろう」「残念!」「フォー」などの一発芸が大賞に選ばれた。 流行語大賞は、その時代の人々が求めるなにかを代弁している。今年の流行語大賞は、「アラフォー」と「グー」だった。 これほど、過去形の表現が似合う文節はまたとない。40歳前…

スター・トレックをたて続けに観た

ジャン=リュック・ピカード(パトリック・スチュアート)のエンター・プライズのストーリーをたて続けにみた。彼は、惑星連邦旗艦USSエンタープライズD艦長だ。ときは、2363年のできごとだ。オリジナル音声の物語りは、きわめて立体的・連続的に構成させてい…

デジタルTV中継

ちょっとした中継をした。 腕に覚えあり。ということで、ボードメンバーになってもときどきキューを振る。といっても、TVドラマなどでみかけるスタジオ中央に陣取った出演者に向かって指を一本つきだすということは、 もちろんしない。時間になってお話をは…

加湿器を買った

先日、オフィス用に、加湿器を買った。もって帰って箱を開けると、中から紙片がでてきて、「この機器は、塩(食塩)を水に混ぜてご使用ください」と書いてある。 まさかと思い、普通に水だけ入れて動かしてみるが、いっこうに蒸気があがる様子がない。 それ…

さて娘のヒーローとは

ぼくがボードメンバーを勤めさせてもらっているベンチャーは、誕生日休暇というのを設けている。 誕生日の近くに家族や親しい人と一緒に過ごす日を作ろうという趣旨だ。ちょうど今日がその日だった。 たまさか、大学生の長女が家にいたので、少し話した。 平…

今年の漢字

今年の漢字は「変」だ。 と、唐突に切り出すと驚かれると思う。毎年恒例の、日本漢字能力検定協会(京都市)が発表する今年の世相を象徴する漢字に、 「変」が選ばれた。同協会のWebページにはこうある。『政治、経済をはじめ 良くも悪くも変化の多かった一…

テレビCMコンテスト

今年のACC賞グランプリは、ソフトバンクモバイルの「ホワイト家族」だ。 これはもう、みなが納得という受賞かもしれない。このほか、ゴールド10作品に選ばれた作品はというと、・「ママの誓い」ベネッセコーポレーション/たまごクラブ・ひよこクラブ・たまひ…

あしたは晴れですか

外資系の巨大コンピュータメーカが苦しい。 海外のビック3も同様だ。 国内企業もF1から撤退を表明した。自動車が量産されるようになって約1世紀。コンピュータは、だいたいその半分だ。 世紀のかわりばなには、いつも大きなパラダイムシフトがつきものだった…

学びも変えるクラウド化するパラダイムシフト

未来の学校教育について考えるMicrosoft主催のイベント「2008 School of the Future World Summit」での基調講演。演壇に立ったのは、Innosight Institute 共同創立者 兼 教育担当エグゼクティブディレクターMichael Horn氏だ。DECがミニコンピュータの成功…

切ないストーリー

切ないドラマの2作目は、「風のガーデン」だ。 父と娘の葛藤が、なんともどうしようもなく悲しく切ない。 ほんのりとしてしまうのが、余計にきびしい。 1作目は鉄道員(ぽっぽや)。 これもめちゃくちゃに切ない。テーマはやっぱり父と娘だ。 ときには、新田…

内定取り消し続々

企業の学生に対する採用内定取り消しが増えている。 学生にとってはたいへんなできごとだ。日本は、新卒で採用されるチャンスが、基本的に一度しかない。 この限られた機会を逃すと、一生を左右することになりかねない。また、おおげさなことをと、受け止め…

お帰り エンデバー!

7人の宇宙飛行士を乗せたスペースシャトル「エンデバー」がもどってきた。 シャトルなので、もどってくるようにできているのだが、最近はあまりニュースで大きく取り上げないので、ブログで歓迎しようとおもう。今回は、国際宇宙ステーション(ISS)の定員を拡…