2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「パパいる」「パパいらない」 

毎年、この季節になると、なぜか思い出すことがある。 それは、大学やメディアの仕事で海外を行き来していたときのお話。いまはもう大学生の娘は、まだ幼く、その頃の彼女は家にかかってきた電話に出たくて仕方がない。 ある日の午後、私の悪友が電話してき…

彼女 ツンデレなんですよ

土曜日なので大学に行った。 ゼミにも新入生を迎える季節だ。研究室にはゼミ長がいた。 「今年はどう」と聞くと、「はい。ツンデレの子が多いので、先生もそのつもりでいてください」という。 やっぱり使うのか。「ツンデレ」 「ツンデレ」は、初対面の時に…

国外の美術館にある日本の古美術

大学のもつ大きな使命の一つに、文化遺産のアーカイブスがある。 日本からは優れた浮世絵、絵画、書、焼き物、刀剣などがたくさん海を渡っていった。これらの美術品が国内にあれば、国宝級・準国宝級の名品ばかりだ。反面、海外にあったればこそ、粗末な扱い…

どうしたらなれるの

TVマンの頃、ライブの中継などしていると、「どうしたらなれるの」とよく聞かれた。 ヘッドセットを外して見上げると、質問の主はだいたいお子さんを連れたお父さんやお母さんだ。 確かに映像卓の傍らで、首にかけたヘッドセットに向かって指示を出す姿は…

長いブログは嫌われるかな

何事も簡潔で短いほうがいいかも知れない。 そもそもITはシンプルイズベスト、デザインは機能だというメンタリティに立脚している。 そこで今日は、ITを武器にeラーニングソリューションを展開し、元気な企業を紹介して早々に切り上げよ。 ネットラーニング…

海外留学通信術

ここ10年間、毎年100人ほどの大学生に対して、英国オックスフォード短期留学のお世話をした。合計で1,000人ほどになる計算だ。10年前は国際通話料金が高価で、いざ海外に出てしまうと、主な通信手段はエアメール(航空郵便)が常識だった。 ところが今では、…

華麗に舞う

新宿で催かれたファッションショーをみた。よい舞台である。大学生が、1年かけて絵コンテからおこして丹念に作り上げ、自らがそれをまとって出演するこん身の作である。見た目だけでなく、アカデミックな理論展開のもと、細部にまで丹念に手を入れた縫製は、…

国家の品格

藤原正彦先生は、氏の著書である「国家の品格」のなかで、英語を小さいときから教えるより、まずは物事を考えるために必須となる日本語という言語をしっかり身につけるほうがずっと大切だと解かれている。東京都知事の石原慎太郎氏も同意見であられるようだ…

梅田望夫さんの本 

梅田望夫さんのウェブ進化論を拝読した。大勢の人に読まれるベストセラーだ。 「本当の大変化はこれから始まる」という副題にひかれた。氏はこの著書でこう記している。「そこで彼ら(グーグル)が考えたのは、ネットの『あちら側』に自分たちが作る情報発電…