2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴールデンウィーク

この和製英語は、映画用語から派生したことばであるので一部のメディアはこの表現を使わない。 ほかにも諸説がある。 人々が大型連休を楽しむこの時期は、農家にとっては田植えシーズンをむかえる。 日本の田園風景。大切に残したい大切な生産緑地である。

4月末-5月初旬。

この陽春の時期に連休がある。 これを境に、停滞するか活性するかは学生諸君の自由だ。もちろん、それ以外の人々も。 この年の豊かな中盤戦に向かう分岐点が、この期間にいくつもある。 リフレッシュと準備。日常と非日常。 人がもともともっている緩急のリ…

濫読・乱読

辞書を引くと、「書物を系統立てずに手当たり次第に読むこと」とある。 では、世の中のたいていの人は濫読なのだろう。 濫読でないのは、研究者だけかとも思ってみるが、専門的に深くはいっている方ほど、さまざまなジャンルの本を読み、多くの趣味を持って…

養老孟司氏の著書より

このようなくだりがある。 『大学の一般教室で、400人ぐらいの授業に行って、じつのところ仰天した。ものすごくおしゃべりが多い。さらによく観察してみると、後ろのほうには紅茶の缶を机の上に置いているものもいる。「ああ、なるほどな。あいつら、俺のこ…

取材

取材にでるとカメラマンが必ず一度はいう言葉がある。「これ撮りますか?」 これに対する大方の返事が「とりあえず押えておいて。」だ。 とりあえず押えた映像は、まず採用されることはない。 カメラは、フレームでその場の場面を切り取る。切り取るからには…

東京大学

東京大学はなぜ一番なのかということが話題になった。 学生数、機構、組織、予算などを圧倒している面がたくさんある。 しかし、なぜかということが明確にならなかったので、東京大学の先生に伺ってみた。師いわく、いろいろ理由があると思うが、最初にでき…

入社の辞より

新聞屋が商売ならば、大学屋も商売である。商売でなければ、教授や博士になりたがる必要はなかろう。新聞が商売である如く大学も商売である。新聞が下卑た商売であれば大学も下卑た商売である。只個人として営業しているのと、お上で御営業になるのとの差だ…

旧外人居留地

一週間に4日通っている街がある。 いまも古き時代の町名と異国情緒が香る。 この地で、新進気鋭のテクノロジーとそれをチューニングする難しさの壁と使い込んで制御するリテラシーがちょうど引き合うというところを形成しようとしている。 ユーザの話題が、…

伝えたい読書の効果

ぼくが学生の頃、お師匠の先生がこういわれた。 就職したら給料がいくらになっても、その10%を本を買うことに使うこと。 今、ぼくも同じメッセージを学生諸君に伝えたい。 にわかに受け入れにくいことも知っている。かつてのぼくもそうだったから。 ひとつ…

27才のスティーブ・ジョブズは黒板にスローガンを書いた

海賊になろう。 週90時間、喜んで働こう。常識を超えたスピードでこの海賊船を走らせていく。 すべては世界をあっと言わせるコンピュータづくりのため。スティーブ・ジョブズ 神の交渉術(竹内一正著)よりすさまじいエネルギーが生まれる。

桜の季節 花よりだんご

東海道新幹線の駅でおいしい食べ物が豊富にそろっているといったら、やはり新大阪かもしれない。 名物のたこ焼きから始まり、肉まん、お好み焼き、うどん、コーヒー(?)など、納得の味のそろいぶみだ。 京のおたべやお番菜まで入れると飛び切りの充実度で…

平均視聴率

「芋たこなんきん」。連続テレビ小説の話である。 平均視聴率は、ビデオリサーチ社によると関東地区16.9%、関西地区15.8%だったという。 決して高い数字ではない。各社の報道では、過去○番目の・・・などの見出しを散見する。 番組の評価は視聴率だけではない…

局時代のこと

どこの業界でも「符丁ふちょう)」があって、NHKは「3文字」、電通は「D」、博報堂は「H」という。 3文字、DHはそれぞれ深い交流がある。 D(社)には、「鬼十則」という今にも通じるビジネス原理原則があった。 これは、米GE社のオフィスにもおかれた。起稿…

五十や六十はハナタレ小僧

平松庚三さんの本を拝読した。 半生のできごとを厳しい局面も交えて気さくなタッチで書いておられる。以前、お会いした際にしていただいたエピソードも入っている。 普通では、絶対に体験しないであろうお話ばかりだ。 小僧.comのエピソードも語られている。…