応援するきれい
「あなたのきれいを応援します。」
この文を、サーチエンジンで検索すると、17万件もヒットする。
これには2つの驚きがある。
ひとつは、きれいを応援するという日本語が、そうとう違和感がなく広がっていること。
「きれい」は形容詞なので、本来「きれいなひと」「きれいな花」のように使ってきた言葉だ。
もうひとつは、応援するきれいというものの正体が明確でないのに、なんとなく納得してしまうこと。そして、実際に、これを応援してもらわなくても、あまりがっかりしないことだ。
「仕事を応援します。」とか、「生活を応援します。」とかとは、別の次元の表現で、イメージやメンタルに対する押し出しがポイントとなるもののようだ。