学習塾の出前授業
杉並の中学校で、学習塾の出前授業がスタートした。
平日は、夕方から始まるスケジュールだ。
授業が終わるのは9時過ぎ。中学校としては、遅い時間に類するのだが、塾としては当たり前。
異なる2つのカルチャーが、中学校の教室という場で出会う。
塾には、株式会社が経営するものと学校法人が経営するものがある。
多くの塾は、進学をメインテーマにしているので、どちらも合格実績が最後にものをいう。
両者を比較するとき、経営主体がどこなのかということは、本質的な議論にならない。
2007年には、一般的な学力試験を課さない推薦入試やAO入試による入学者は、全国の大学生の4割を超えている。今年は、未確認の情報だが6割か、という声も聞いている。
学力の底ざさえと、優秀な学生の伸張。
両方ともに重要なテーマとなっている。