良い成績ならばボーナスも


 米ジョージア州の高校が、数学と科学が苦手な生徒に対し、1時間の補習に参加するたびに8ドル(約850円)を渡すという試みを始めた。
 生徒が支払うのではなく、高校側が生徒に手渡すのだ。

 対象になった生徒は、真剣に授業に臨んでいるという。順調の滑り出しのようだ。

 一定以上の学力を維持することは、国の基本を維持するという面でもたいへん重要なポイントとなる。
 この試みの功罪というより、何が大切で何が大切でないかをしっかり考える力を、教育を考える組織が持っているか否かが将来を決定するプロセスとなる。