ボランティアからの報告

 1995年1月17日 (火) 05:46:52 (JST)。直下型地震阪神淡路地域をおそった。
 突然の災害。東京の学生たちがボランティアへと立ち上がった。

 私は、後方支援にまわった。電子メールや携帯電話で次々救援物資の要請が入る。ボランティアからの報告だ。
 最初は、飲料水、毛布、パンや赤ちゃんのミルクなどの食料、医薬品。次の日には、下着、生鮮野菜、コーヒー、下着類。またその次の日には・・・と、刻々と必需とされる品物が変わっていく。

 被災地では、懸命な前進が続いているのだ。その都度、飲料メーカーや食料、衣料メーカー、地元のスーパーやJAに物資提供のお願いに行く。どこに行っても快く引き受けてくださる。その気持ちにはとてもうれしく頭がさがる。

 未曾有の災害にあわれた皆さまに謹んで12回目の哀悼の意を表すとともに、ボランティアや物資のご協力をしてくださった全ての善意の皆さまにあらためてお礼を申し上げたい。