クラウドを正しく知ろう
先週の人気民放ニュースで、クラウドを取り上げていた。
カメラがある企業のサーバルーム(とその企業はいっているようだ)に入る。
第一印象は、たいへん乱雑な部屋だ。
このサーバの機能を、クラウドに切り替えるという取材だ。
そのまえに、サーバルームをなんとかすることが急務だ。
上げ足をとっているのではない。
情報セキィリティの基本がなければ、どんな施策も空回りする以前に、まずたいへん危険なのだ。
このコーナーのコメンテータのことばがすごい。
クラウドで、世界のサーバが集約されたら、そこにものすごい電力やエネルギーをつかうことになる。
この御仁は、サーバにどんなイメージをもっているのだろう。
点在するサーバを減らして堅牢なサーバセンターで、クラウドとなるシステムを運用すると番組のなかで紹介しているわけなので、その結果のエネルギー需要を計算する答えは、小学生でも正解を知っている。