プレゼンテーションをきいた

あるところで英語のコンテンツを日本語で説明するプレゼンテーションを聞いた。
同時通訳つきだ。

英語のCGムービーを上映しながらのプレゼンなのだが、なんと、日本語のプレゼンより、イアホンから聞こえる映像をみながら同時通訳する女性のアナウンスのほうが格段にうまいのだ。

ぼくの周りの日本の方も、ぼくとほぼ同じタイミングでレシーバのチャンネルを(英語に)変えるしぐさをしたので、想いは同じだったのかも知れない。

今日、拝見したのは北米地域で制作された子ども向けのものなのだが、食べ物の表現や扱いなど、メンタリティが日本とはずいぶん違うとあらためて痛感した。

プレゼン後には、日本の子どもたち向けにローカライズできるのかという趣旨の質問が続いた。
これには、日本的なサウンドを入れたり、日本の子どもにとって、アクティビティを分かりやすく説明する必要があるとの解答があった。

子どもが発達段階で触れる教材は、とくに、その国の文化をどのように伝えるのかという点がとても大切だ。

追伸
この次に登場したプレゼンテータのそれは、英語の完璧なものだった。
ところが、このプレゼンには一つも質問がでない。
質問がでないプレゼンは、人々の印象に非常に残りにくい。

ウーム、プレゼンとはかくも難しいものなのであるというシーンにであったという思いが強く残った。