千の風になって

 秋川雅史さんの歌唱で知られる「千の風になって」の訳詞が新井満さんだ。
 1977年、有名化粧品会社のCFソングになってずいぶんヒットした「ワインカラーのときめき」は、新井満さんが自ら歌っている。

 このときは、大手広告代理店の社員だったため、歌手活動の時期はわずかであった。
 まだ学生で、怖いもの知らずだったぼくは、このとき、新井満さんほか、この頃のヒットメーカーで、いまも活躍中のシンガーや元アイドルのたくさんの皆さんと接近遭遇している。

 ぼくが、TVの世界に飛び込むことを決定的にした瞬間でもある。
 学生時代に積極的に飛び回り、たくさんの人と知り合うことは、一生を左右する大きな出会いを経験するためにとても大切な行動なのだ。