値上げラッシュのなかで下がっているもの

 デジカメなどの映像機器、映像機器や携帯電話用、PC用メモリ、オーダーシャツ。
 ほかにもあると思う。

 ポイントは、単純に価格が下がったということではなく、性能がものすごくよくなっているのに、価格が変わらない、あるいは、安くなっているというところにある。

 作っている方は、「たまらない」と考えておられるかも知れない。

 数年前に、オーディオ用デジタルミキサの価格がすごく下がった。
 そのときは喜んだが、以後、その価格帯では、ほんとうに優れた機能やデザインをもつミキサが、数えるほどしか発表されなくなってしまった。

 技術の空洞化も、他のそれと同じようにそらさみしいものを感じる。