とり残される

 かけだしの頃、舞台中継の仕事で、音声のコネクタをつなぐとき。
 暗転の真っ暗闇の中で、手探りでやるのですが、なかなか「カチッ」といかない。

 そうこうしているうちに、「チョーン」と木が入って舞台に照明がもどる。
 取り残された! あわててセットに隠れましたが、あれは完全に客席からミキレていた。