リーダーのソフトパワー

城西国際大学の綿貫健治先生お話をお聞きした。
テーマは「リーダーのソフトパワー」だ。

現在は、日本のリーダーシップにおける「制度的劣化」が目立つとおっしゃる。
具体的には、
・国家としてのアイデンティティ
・日本と日本人の指導力と国際力
・国と品格と個人の教養レベル
についてだ。

過去においては、日本人の本格的な発信例として、

新渡戸稲造「武士道」(英語:1899)
岡倉天心茶の本」(英語:1904)
九鬼周造「いきの構造」(仏語:1930)

盛田昭夫、石原新太郎「Noと言える日本」(英語:1991)
盛田昭夫「メイド・イン・ジャパン」(英語:1986)

などがあり、確固たるものがあったと語られる。

講演では、チームジャパンのような調整型リーダーシップと、日本的グローバルな統合型リーダーシップが必要だとまとめられた。