物語の基本は行って帰る

物語の基本は「行って帰る」である。という本を読んだ

スターウォーズも、インディアナ・ジョーンズも、宮崎アニメも、この点では、みんな当てはまる。
「行って帰る」のなかには、「こちら側」と「あちら側」、「過去」と「未来」、「日常」と「非日常」という区切りも同じである。

このように仕立てたストーリーが、読者を未知の世界へと魅力的にひきこんでいく。

以前、名作といわれる映画には、「ラブ(人類愛も含む)」「チェイス(追いかけ)」「バイオレンス(心の葛藤も含む)」の、3つのファクターが必ず織り込まれているという話を聞いたことを思い出す。
これらの表現には、劇場のだいそれたスクリーンが必要になるかもしれないが、「行って帰る」は、携帯小説でも十分すぎる表現の空間ということなのだとおもう。