経済のターニングポイント

日経平均株価終値が9,200円。2003年6月以来の安値水準となった。
株価の暴落が止まらない。

麻生太郎首相は、「普通じゃない。想像を絶するほどだ」と強い懸念を示した。
正しい対応だと思う。

海外からは、アイスランド金融危機を伝える報道が飛び込んできた。

いま、行き場を失ったマネーの一部が、チョイ人気があって値ごろ感がある円に集まっているようで、円高基調で動いている。
行き過ぎた円安はとんでもないが、過度な円高もよくない。

経済が「ほどほど」となるのは、よくて2年後という話も聞こえる。
今後2年の間には、消費費税のアップも必要になろう。

現実をしっかり分析し、わが身を見つめなおして、将来の「時の地平線」には、何が待っているのかをよく考える間合いに入ったようだ。
今を生きるすべての人々が、「その時」をむかえている。