日本のテレビがはじまった

50年ほど前に、日本のテレビがはじまった。

1953年(昭和28年)2月 1日 NHK テレビ放送開始
1953年(昭和28年)8月28日 NTV 日本テレビ放送網 民放での初のテレビ放送の開始
1955年(昭和30年)4月 1日 ラジオ東京(現 東京放送 TBSテレビジョン)テレビ放送開始
1957年(昭和32年)11月1日 日本教育テレビ(NET、現 テレビ朝日 59年2月1日開局)設立
1957年(昭和32年)11月18日 富士テレビジョン(1958年12月にフジテレビジョンに改称 59年3月1日開局)設立
1958年 (昭和33年)12月23日 東京タワーから放送開始
1964年(昭和39年)4月12日 財団法人日本科学技術振興財団テレビ局開局(後に東京12チャンネルを経てテレビ東京

ときは、「ALWAYS 3丁目の夕日」のころ。
もちろん、どこにもテレビなどないところからスタートし、日本独特のTVネットワークと特有の放送文化を築いてきた。

映画会社がTVへの俳優の出演を拒んだ結果、テレビ局はたくさんの優秀なアメリカのテレビドラマを輸入して放送した。
視聴者は、ドラマに登場する家電製品にあこがれ、マイカーの購入を夢みた。
結果的には、よい方にふれたのかもしれない。

そして今、自らが創り出した、テレビと映画を優遇した著作権に苦しみ、インターネットの海にビジネスとして乗り出すことに腐心している。

肥大化した権利関係の仕組みを整理することは、決して簡単ではないが、多くの人がみたいと思うものから、一気に流通する機運がに高まってきている。