使ったのは「reCHAPTCHA」(リキャプチャ)

ICTの利用者が「人間」だと認証する技術がある。
ウェブメールやブログの悪用防止対策として、利用者登録画面などで、コンピュータによる大量の自動登録を防ぐ技術だ。

この技術を古い書籍のデジタル化に応用したのが、カーネギーメロン大学の研究チームだ。
同チームは、2つのOCR(光学式文字読み取り装置)を使い書籍を読み取り、結果が食い違った文字の画像を4万を超えるサイトを通じて、インターネットの利用者に正しく入力してもらう仕組みを開発した。

1年間の公開期間で、4億以上の単語が一般の利用者によって解読されたという。
素晴らしいアイデアと実行力。

拍手パチパチの大成果だ。