雪野原に朝日が昇った

 長野県の高地にきている。
 夏は避暑地になるようなところなので、今頃から2月にかけては最も寒い季節をむかえる。

 明け方は、息も凍りつくほどだ。
 太陽が昇っても、気温はやっと零度を越えるかどうかというところだ。

 内風呂などに入るときは、あまりの寒さにやや身の危険を感じる。
 湯殿の出入口の引き戸に氷がはりつくことがある。

 インターネット環境は、FOMAWILLCOM。以前、開催された冬季五輪からの送り物だ。
 大会運営のために整備されたらしい。
 不便なところであるが、ここには、都会ばかりにいるとつい忘れてしまう、日本の原風景と命を感じることができる。

 ありがたい。